煙雲館庭園

Location気仙沼市

江戸時代、気仙沼に拠点を置いた仙台藩上級家臣・鮎貝氏の庭園。金鉱石をすり潰すのに使われた金山用の石臼が庭石として転用されています。近世金山が乱立し、古代から続く採金事業が広く根付いてきた地域だからこそ、こうした庭園が生まれました。金の採取に使われた道具類が地域の生活に溶け込んだことを示す好例と言えます。