古舘鈴木家住宅

Location気仙沼市

江戸時代、鹿折金山などの金山開発や砂金徴収を任された唐桑の旧家の住まい。古舘鈴木家は延宝3(1675)年、紀州熊野から鰹釣り溜漁を伝え、のちに漁業や醸造業など、時代に合わせた多角的な家経営を展開し、明治時代には大谷鉱山の再開発も手掛けました。古舘鈴木家に残されている金掘り関係の古文書から、この地方で盛んに金掘りが行われていたことが分かります。この地域に浸透した「金」採掘、海と共に生きた旧家の在り方を伝える好例です。
*当構成文化財は非公開です。